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米の値段を下げて、
農家所得を増やす
5月21日の私のXにおける投稿に関して、多くの反響を頂きました。賛成・反対、重要なご意見を下さった全ての皆様に、お礼を申し上げます。限られた文字数で真意を伝えきる事は難しいため、この場をお借りして補足の説明をさせて頂ければと思います。
米は、明らかに昨今の物価高要因の一つです。私はよく食事の準備でスーパーに買い物に行きますが、値上がりだけでなく、売り場の棚から米袋すら消えてしまった時期を、皆さんと同様に経験しました。街頭に立てば、米をもっと安く買えるようにしてほしい、という声を多く聞きます。国民の賃金が思うように上がらない中、日本人の主食である米の値上がりに苦しむ人々は多く、政治が国民生活を守る役割をきちんと果たしていない現状は、変えなければならないと思います。
他方、生産者の観点からは、米づくりには多くの手間と費用がかかり、経営難のジレンマの中で農家のなり手すらいない厳しい現状があることは、明白な事実です。私は先日米農家を訪問し、実際の田植えの状況を視察させて頂きました。トラクターを使った田植えに、どれだけのコストと労力がかかるかを、実際に体感しました。昨今の異常気象や、赤字経営、後継者不足等の課題を抱えながら、今も現場に立つ稲作農家の方々の思いには頭が下がる思いです。食糧の安全保障の観点からも、今後いかに日本の稲作農家の方々を国が支えるかは、重要な課題であると認識しています。
こうした消費者・生産者双方の思いを実現する政策として、私たちはまず、これまで政策的に米の価格を高く維持してきた実質的な減反政策を抜本的に見直す事で、米価格を下げることを提案しています。価格は市場原理に任せる事が前提ですが、米の流通量を増やし流通の目詰まりを解消する事で、5キロあたり2000円台まで下げる必要があると個人的に考えている点に、変わりはありません。
同時に、経営に苦しむ米農家の方々に対して、従来の戸別所得補償制度より一歩踏み込んだ、「新しい直接支払い制度」を創設する事を提案します。これにより赤字を計上しながら消費者のために米を作り続ける農家の方々の苦悩を減らし、また農家の方々の所得を増やすために、しっかりご支援して参ります。
価格は市場で、農家所得は政策で。
今後も消費者の方々と生産者の方々双方を支える取り組みを今後も続けて参ります。皆様の引き続きのご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。